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「住民参加の仕組みが欲しい」対話で決める中野の未来!第二回タウンミーティング開催報告| 中野区長選挙候補・酒井直人

5月19日(土)に「あなたと創る明日の中野の会」は南部すこやか福祉センターで、「第二回タウンミーティング」を開催しました。今回の会場は中野の南側でしたが、北側にお住いの方も多くお越しいただき40名近くの方が参加されました。

冒頭に代表の酒井直人(さかいなおと)が参加者の皆様へのご挨拶と共に、子育て支援高齢者福祉、駅前再開発などの政策に関する想いを話しました。以下、駅前再開発に関する想いを一部お届けします。

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最優先は「区民の安心安全」、そして中野区の文化発信を大切にしたい。

大規模開発は、まちの将来ビジョンを踏まえて、区民にとってメリットのある開発を目指し、必要性を検討します。 最優先するのは、いつ事故が起こるかわからない、危険な状態の中野駅に西口改札を早期に開設することです。

1万人のアリーナについては、現在の区の計画はそれありきで、バスケットボールのプロチームを一から誘致するなど計画性が不透明です。日本ハムファイターズの本拠地移転問題で揺れている札幌ドームのような事例もあります。札幌ドームの固定客席数は41,484席ですが、日本ハムファイターズの移転後は超人気アイドルグループのコンサート以外で満席になることはなく、赤字の費用を市民が負担しています。中野区の1万人アリーナも赤字になれば中野区民が負担することになるため危機感を持っています。

私は一万人アリーナ計画検証委員会を立ち上げ、スポーツ用途ではなく現在と同様に文化発信の拠点として区役所・サンプラザ地区を活かしたいと考えています。

続くワークショップの活性に向け、事務局長の菊地から人口構成などの中野区のデータを提示し「中野区は子育て世帯が転居しやすく、ひとり暮らしの高齢者比率が上昇する傾向にある」等、中野区の全体像を解説しました。

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こういった認識を共有したところでワークショップスタートです。第2回である今回も、どのグループも非常に盛り上がり当初の予定時間を延長、さらに休憩時間になっても話し合いは止まりませんでした。

 

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皆さんの中野区政に対する熱い想いがヒシヒシと伝わってきました。最後に、各グループで話し合われた内容を皆さんに発表いただきました。酒井のコメントと共に、一部ご紹介させてください。

 

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「児童館、公園など子育て世帯の拠点・子ども達の遊び場所を無くさないで」

児童館、公園など子育て世帯の拠点・子ども達の遊び場所を無くしていく現在の区の方針に対して不満という意見をいただきました。

児童館は、地域のコミュニティの核として必要です。また、区立幼稚園、区立保育園も、区が運営ノウハウを保持し、民間事業者の評価を行うためにも一定程度存続させる必要があります。

また、平和の森公園の第二期工事で予定されている300メートルトラックですが、公式競技に適用しておらず、地元の部活動などで使用される可能性も極めて低いため不要です。草地広場は残します。哲学堂公園の整備も地元住民のみなさんや区民のみなさんの声を無視したものになっているのではないでしょうか。いったん立ち止まって計画を精査するべきです。

「商店街やお店に元気がないことへの危機感」……外出機会と地域交流の場

続いて、区境に行くほど商店街やお店に元気がないことに危機感を覚えるという意見がありました。

私は過去に中野区に住む高齢者の外出機会のデータを分析したことがあります。その結果、南台に住んでいる方がもっとも外出機会が低い傾向にありました。南台は坂が多く、駅やバスが少ないので住んでいる人は本当に気をつけないと外出する機会が減っていきます。中野区でも高齢化比率が増えるので、外出する機会は守りたいです。

商店街は外出して買い物をしたり、地域の人と会話する機会を作る上で、無くてはならない存在です。家の近くにコミュニティの拠点になる機能を作って外出の機会を増やせば、結果的に認知症・介護予防につながり、介護保険の支出を減らすことができるはずです。私自身、地元の野方をはじめ、商店街が大好きです。起業支援、出店支援など商店街を活性化する施策を商店街のみなさんと一緒に考えていきます。

「住民参加の仕組みがない」……対話による街づくりと住民参加を推進します!

他にも住民参加の仕組みがないという意見がありました。

私は今後も今日のタウンミーティングの様な会を開催して区の計画、施策を立案する段階から、可能な限り情報を公開し、「なぜ区はこの施策を実施するのか」を区民の皆さんに検証可能な状態でお示しし、意見をいただくようにします。

また、区の持つ情報をインターネット上でオープンデータとして公開し、皆様からの施策の提案を募集するなど、対話による街づくりと住民参加を推進して参ります。

記事の中で全てのご意見をご紹介しきれませんでしたが、今回頂いた意見はしっかりと受け止め、蓄積し、対策についても皆さんと今後検討していきたいと考えています。

中野区の皆さん、あなたの悩みや思っていること、酒井直人にお聞かせください!

 

※6月6日に「中野区長選挙候補・酒井直人」を記事のタイトルに追記しております。 

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