6月10日の中野区長選挙まで、あと4日です。
前回の中野区長選挙、投票率は「29.49%」でした。
つまり、中野区民(約26万人)のうち8万人のみで投票、約26万人のうちの3万人(約1割)のみの支持によって中野区長が決まり、その後の「中野のまちづくり」が決まったのです……
(昨日6/5、TBSテレビ「Nスタ」で流れた1コマです。「中野のまちづくり」、例えばこの音楽ファンの“聖地”「中野サンプラザ」がどうなるかも、中野区長選挙の結果によって決まるのです)
前回投票に行かれなかった約18万の方、多くの方に、まずは中野の区政に興味を持っていただき……投票に行っていただきたいのです。
酒井直人が「なぜ中野区政に挑戦するのか」。「中野区の組織自体が、区民の皆さんのために取り組む区政でなくなっている」……区職員であった酒井は葛藤を義憤に変えました。しかし、「区民が求める中野のまちづくり」を叶えるためには、あなたの声も必要なんです。
あなたの悩みも教えてください。共に、「明日の中野」を語り合いましょう。
区役所の仕事で感じた光と影。「対話」社会実現への想い。
大学在学時には司法試験に合格できず、中野区役所に就職してからも数年チャレンジしていましたが、区役所での仕事がどんどん面白くなっている自分にも気づきました。特にやりがいを感じたのは、ITを活用することで区役所の仕事を大幅にコスト削減や効率化ができたことです。そういった経験と共に、社会への貢献は弁護士にならなくてもできる、公務員はとても意味のある仕事で自分に向いているという実感が積み重なり、最終的に弁護士の道を捨て、区役所で思う存分仕事をさせてもらう道を選びました。
その後、文書管理システムなどの導入による、電子決裁率日本一を実現する取り組み、国民健康保険の収納率をV字回復する取り組み、中野区の広報で民間との協働を進める取り組み、地域包括ケアを事業者、区民、医師会などの団体の皆さんと一丸となって取り組むことなど全力で仕事をしてきました。
一方で、ずっと自分の中に、影を落としていたことがあります。それは、中野区の組織自体が、区民の皆さんのために全力で取り組む区政でなくなっていることです。
本来、公務員は身分が保証された上で、区民の皆さんのために汗をかける。区民の皆さんの暮らしが良くなると、感謝までされる。こんなにやりがいのある仕事は他にないはずです。しかし中野区役所では、トップダウンの区政により、職員は「言われたことだけやればよい」「どうせ上に言っても聞いてくれない」……4期16年続いた区政の中で完全にそんな風土になってしまっていました。
私自身、区民の皆さんの満足度向上を目的とした「おもてなし運動」で組織風土を変えようと9年間率先して取り組み、それでも風土が変わらないことから、時間外の職員勉強会を立ち上げて8年間毎月開催してきました。しかし、職員だけでいくら頑張ってもこの組織風土は変えることができないと行き詰まりも感じていました。
職員のモチベーションは、そのまま区政のパフォーマンスの良し悪しに直結します。今の中野区役所の状態は区民の皆さんにとってとても残念な状態であること、自省と共に「どうしたらいいのか」いつも頭の片隅にありました。
広報担当の頃から地域の皆さんと仲良くなることが増えました。区の仕事と並行して観光協会のボランティアスタッフやNPOでまちづくりに取り組む中で、たくさんの区民の皆さんと知り合うことができました。しかし、同時に「区を良くしたい、盛り上げていきたいという想いがあるのに、中野区はまったくそれを活かしてくれない」という実際の声を聴くことも増えていきました。トップダウンの区政により、職員はトップの顔色を伺うようになり、区民との協働がまったく進まなくなってきたのです。
こんなにも想いのある区民の力を活かさないのは、本当にもったいないことだと強く感じ始めていました。
……
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酒井直人の生い立ち、区職員時代の葛藤、中野区政に挑戦するに至った「義憤」。
多くの方にお読みいただけますように。
「プロフィール」ページはこちら sakainaoto.hatenablog.com
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