中野区長・酒井 直人(さかいなおと)公式Webサイト

中野区長・酒井 直人(さかいなおと)の公式Webサイトです。対話の中野へ、そして「中野はこんなもんじゃない!」を、「すべての人が好きになる中野」へ、変えていきましょう!

詳しい政策(2018年度)

区民の皆さんの声を聞き、「対話」を通じて、政策としてまとめてまいります。

1.中野区を子育て先進区へ!

①子どもの権利条例制定

子どもの権利を明確にし、子育てに関する区政運営の基本指針とします。

②子どもが屋内外で遊べる環境整備

子どもが遊びたくなるように公園を整備します。
老朽化した遊具の代わりに、子どもに人気の複合遊具や特色のある遊具を設置します。
また、中野駅前の再開発に伴い、民間の子どもの遊び場施設を誘致します。

③公園を子育て世代にも楽しめるように

区内の公園数か所に、子どもが楽しめる複合型の遊具を設置するなどし、公園を子育て世代にも楽しめる場所にします。また、キャッチボールの禁止など禁止事項が多い公園のルールを見直します。
公園の整備、維持費については、民間企業との協働により必要最小限に抑えます。また現在の公園の維持管理の契約方法を見直し、一括管理方式を導入することによって、業務も効率化します。

④中高生の居場所づくり

中高生の活動の拠点となる施設を区内に2か所程度整備します。
運営には中高生が参画します。 中高生の区政への意見を聞く場をつくります。

1.中野区を子育て先進区へ!

⑤学校長公募/課外授業

学校運営・教育に民間の力を活用します。
中野の誇る素晴らしい方々と子どもたちが触れ合う場を作ることで、子どもたちの将来の可能性を広げます。
学校支援ボランティアを活用します。

⑥待機児童対策等

待機児ゼロを目指し、人員体制を強化するとともに、待機児童の多い区の南部を中心に、不動産事業者などと連携して、物件を探します。
また、保育事業者の人材確保のために、補助制度や研修制度を整えます。

⑦児童館、区立幼稚園など区立施設の存続

現在の区政では、児童館、区立幼稚園は廃止の方向性が決まっています。
児童館は、地域のコミュニティの核として必要です。
また、区立幼稚園、区立保育園も、区が運営ノウハウを保持し、民間事業者の評価を行うためにも一定程度存続させます。(区立幼稚園については、2園とも残します。)

⑧乳幼児親子の居場所づくり

民間で居場所づくりをしたいと考えている人たちを支援することで、乳幼児親子の居場所を増やしていきます。学校跡地の活用も検討します。

不妊治療に対する助成

すでに23区でも半分以上区が行っていますが、中野区はまだありません。
助成制度を創設し、不妊治療を支援します。

 

2.生涯現役で活躍できる街、中野!

①見守り支え合いネットワークの構築

2025年に向けて、地域の町会・民生委員、友愛クラブなどに加え、NPO、ボランティア団体、民間事業者と、行政が一体となって、見守り支え合いネットワークを構築します。

②介護予防のムーブメントの促進

健康寿命を延伸するため、地域における介護予防の取り組みを、全面的にバックアップします。行政自らも気軽に参加できる場を用意していきます。

③地域包括ケア体制の構築

子ども、高齢者、障害者などすべての人にとって、安心して暮らし続けられる中野を実現するため、すこやか福祉センターの機能を強化します。

④地域の見守り支えあいを推進します

地域ケア会議を充実し、地域の支えあいのネットワークを中学校区単位で構築します。
町会、民生児童委員、NPO、市民団体と行政が協働し、まちづくりを進めます。

⑤多世代交流の場づくり

既存の学校施設や跡地を活用して、安全安心な多世代交流の場を作ります。
自分に合った居場所を選べるようにします。

⑥介護予防を地域で展開し、健康寿命を延ばします

介護予防のムーブメントを区内全域に広げます。
区民の活動を支援します。
また、介護予防ポイント制度を導入し、高齢者、介護事業者、行政が一体となって介護予防を進めます。

⑦初期の認知症(軽度認知障害=MCI)への対策を充実します

認知症予防を進めるために、MCIの早期発見手法を大学、民間と協働して開発し、推進します。

認知症に優しい地域づくりをします

認知症サポーター、サポートリーダーを養成するとともに、地域での認知症の方の居場所づくりを支援します。
認知症の方が万が一電車の人身事故に遭われた場合の、損害賠償保険を創設します。
また、徘徊対策としてIoTを活用した見守り体制を構築します。
若年性認知症に関する施策(施設、相談機能など)も充実します。

⑨医療介護連携

事例検討を通じて、医療と介護の連携体制の構築を支援していきます。
レセプトを分析することにより医療資源を把握し、広域連携を含めて、医療介護連携の体制を充実していきます。

2.生涯現役で活躍できる街、中野!

⑩障害者施策

障害者相談支援事業所の相談に関するアウトリーチ機能を高めます。
手話言語条例を制定し、障害への理解を促進します。
区内全駅周辺・施設内、区内公共施設周辺・施設内と、駅から施設の動線に黄色い点字ブロックを設けます。 精神障害者へも医療費助成制度を拡大します。
精神障害者のための地域生活支援センターの施設数・部屋数を増やします。
前年度末段階で想定していなかった医療的ケアが必要な入学・転入学児に対応できる医療的ケアを行う看護師予算を確保します。
内部障害(免疫機能障碍-後天性免疫不全症候群HIV)のある方高齢者福祉施設・高齢者介護サービス等におけるHIV陽性者の受入れ・対応のための研修を実施します。

⑪住まいの確保支援

居住支援協議会を設立し、行政、民間が一体となって、住まいを確保することが困難な方を支援します。

⑫若者の就労支援

若者の就労支援のために、「地域若者サポートステーション」を誘致します。

⑬介護を支える施策

介護初任者研修を中野区で再開します!

中野区役所内で認知症サポーターを要請し年間4000人の認知症サポーターを要請した経験から、まだまだヘルパーさんの重要性と必要性を実感しました。介護予防と介護は同時進行していかなくてはならないため、中野区にて初任者研修をはじめます!

介護家族のリフレッシュ支援をします!

要介護高齢者を介護しているご家族のために年間24時間の訪問介護と年間12回の通所介護利用を支援します。ご家族がリフレッシュでき介護が明るく続けられるためなら理由を問いません。(自己負担は介護保険と同様の負担割合で必要です)

 

3.区民とともにまちづくりを進めます!

①対話の場づくり

区民との対話の場を定期的に開催します。
区政の一方的な説明ではなく、予め対話のテーマを区民の皆様から募ります。
当日は、みなさまからの要望を承り、区の考え方について理由を含めていねいに説明する、という場にしていきます。

②公開政策提案イベントの開催

区の抱えている課題をオープンデータと併せて公表し、区民のみなさんからの提案を募ります。
公開イベントとして行うことで、プロセスをオープンにし、区民が自分ごととして、参加できるようにします。

3.区民とともに街づくりを進めます!

4.区民と向き合う区役所に変えます!

①IoTとAIによるスマート区役所

IoTとAIを活用し、既存業務の効率化を行います。
それにより生み出された時間を区民との対話・説明に当てるようにします。

②評価制度改革

区民との対話・説明を積極的に行う職員が評価されるように、制度を見直します。

自治基本条例再生会議

有名無実化してしまった自治基本条例の再生を目指して、区民参加による「自治基本条例再生会議」を設置します。
区民が実質的に参画できる方策を定めます。

④オープンデータを推進します

行政の保有する情報は、原則として区民のもの。
区の持つ情報をインターネット上でオープンデータとして公開し、皆様からの施策の提案を募集します。

⑤区の政策を「見える化」します

区の計画、施策を立案する段階から、可能な限り情報を公開し、「なぜ区はこの施策を実施するのか」を区民の皆さんに検証可能な状態でお示しし、意見をいただきます。
また、予算編成過程についても見える化します。

⑥AIの活用などによる行政の効率化=働き方改革

現在の区役所の業務を、徹底的に見直し、効率化します。
積極的にAI(人口知能)やIoTを活用し、もっと「人」がやらなければならない業務に資源を投入します。
男性の育休取得、短時間勤務など働き方改革をすすめます。

⑦産官学連携の推進

区民、大学、企業と行政が、存分に協働する中野区にします。
行政のあらゆる分野で、協働を推進します。

⑧職員の育成、モチベーションアップ

現在ある職員提案制度や区長へのアイデアボックスは、完全に形骸化されて何年も実績がありません。職員のモチベーションをアップするような職員提案制度を設けます。
職員を民間や他自治体に派遣する研修など多様な環境、手法で育成します。
地域に飛び出し活躍する職員を増やしていきます。

⑨公契約条例の制定

民間活力の活用が拡大する中、公共サービスの質の向上と労働者などの適正な労働条件を確保するため、公契約条例を制定します。

⑩区長の任期

リーダーが長く居座ると必ず弊害が生まれます。区長の任期は長くとも3期12年だと考えます。

4.区民と向き合う区役所に変えます!


【政策】

 

防災まちづくり

区道における無電柱化の促進

災害時の避難や救助を妨げる電柱を減らしていきます。

②災害時の避難所についての備え

災害弱者のための福祉避難所をあらかじめ指定し、災害に備えます。
妊産婦や子どもに配慮した避難所とします。
ペットの同行避難についても進めます。

③耐震補強助成

一刻も早く防災まちづくりを進めるため、23区で唯一実施していない耐震補強工事への助成制度を創設します。

④感震ブレーカーなどの配布

木造密集地である中野において、地震時の電源復帰後の火災は、被害が甚大になることが予想されます。感震ブレーカーの普及に努めます。

シティプロモーション・広報

①区長はトップセールスマン

区長自らが、中野区の魅力を積極的に発信していきます。
区内の企業、大学とも協働し、全世界に「NAKANO」を発信します。

②区報を見やすく、わかりやすく

なかの区報をリニューアルし、オールカラーにするとともに、見やすく分かりやすい紙面づくりへと刷新します。

駅前再開発など

①大規模開発は区民との対話をふまえて

大規模開発は、まちの将来ビジョンを踏まえて、区民にとってメリットのある開発を目指し、必要性を検討します。
最優先するのは、いつ事故が起こるかわからない危険な状態の中野駅に西口改札を早期に開設することです。

②新サンプラザを新たな中野のランドマークへ

1万人のアリーナについては、現在の区の計画はそれありきで、バスケットボールのプロチームを一から誘致するなど計画性が不透明です。
日本ハムファイターズの本拠地移転問題で揺れている札幌ドームのような事例もあります。有識者を交えた、一万人アリーナ計画検証委員会を立ち上げます。
スポーツ用途ではなく、私は、現在と同様に文化発信の拠点として区役所・サンプラザ地区を活かしたいと考えています。

③平和の森公園の草地広場は残します

第二期工事で予定されている300メートルトラックは、不要です。草地広場を残します。

哲学堂公園はいったん立ち止まって

哲学堂公園の整備は井上円了没後100周年に合わせて地元住民のみなさんや区民のみなさんの声を無視した計画です。
いったん立ち止まって、しっかりと計画を精査し、見直すべきところは見直します。

⑤まちづくり協議体の設立

中野駅周辺開発については、区内団体、行政、民間事業者など関係者でまちづくりの協議体を設立し、エリアマネジメント等を導入し、官民一体となってまちづくりを進めます。

西武新宿線まちづくり~地域包括ケアの視点からのアプローチ

野方以西の早期着工を進めます。中井~野方間については、地下化後の地上部利用について、子育て世代、高齢者、障害者などすべてのみなさんの暮らしを豊かにできるよう検討します。例えば、多様な人や多世代が交流できるような農園を設置することも考えています。

⑦商店街の活性化

私自身、地元の野方をはじめ、商店街が大好きです。
商店街を活性化する施策を商店街のみなさんと一緒に考えていきます。
起業支援、出店支援など取り組んでいきます。

 

すべての人の生き方を応援する中野

私は、人権問題に取り組む弁護士を志し、法学部で学びました。人権問題に率先して取り組みます。

①人権の尊重・差別の禁止

「中野区男女平等基本条例」を改正し、性別による差別の禁止に加え、性的指向性自認(SOGI)や国籍等に関する差別の禁止を導入し、「多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」とします。また、区長の附属機関として、常設の男女共同参画・多文化共生推進審議会を置くなど、実効性のあるしくみに変えます。この条例により、特に、学校現場を含むあらゆる領域におけるLGBT差別の解消に取り組みます。
性的指向性自認(SOGI)に関する区職員や教職員の研修の実施や、区の対応要領の作成を行います。LGBT当事者のピアサポート(自助)グループの開設・運営や就労支援を行います。
性的指向性自認(SOGI)に関する相談窓口を設置します。
同性パートナーシップ条例を制定します。
ジェンダー平等施策を推進します。

②犯罪被害者等基本条例の制定

犯罪被害にあわれた方に対する区の支援のあり方、基本的な考え方を条例として定めます。

教育

①公教育を充実します

中野区の公立小学校の卒業生の3人に1人は、私立の中学校に進学するという現状があります。信頼される公教育を目指して、教育長は、民間人を登用します。またモデル校を設け、学校長を公募します。小中一貫校を設立します。豊かな心、体力、学力をしっかりと育む、そんな公教育を実現します。
学校支援ボランティアを活用し、地域と学校の交流をすすめます。

②体験学習を充実します

小中学校における体験学習を充実します。地域の人材との交流を促進します。
軽井沢少年自然の家の施設は、立地が素晴らしいです。もっと魅力的な施設になるよう、運営方法を見直します。

③学校に通えなくなった子どもたちへのケア

現在、中野東中学校に併設される(仮称)総合こどもセンターに、不登校の子たちへの適応指導教室が設置される計画になっています。学校に通えない子を学校に併設される施設に通わせるのは酷です。計画を見直します。

④いじめ対策

SNSなどを活用して、いじめられている子どものSOSをいち早くとらえます。

⑤主権者教育

区内NPOなどと連携して、小中学校において主権者教育を積極的に行います。区政に対して小中高校生の意見が届く、子ども議会を実施します。

 

健康・スポーツ

①中野からオリンピアン・パラリンピアンを輩出します

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、中野区在住の優秀な選手やチームに対して技術的支援を行うとともに、区をあげて応援する体制を作り、スポーツを通じた感動と夢を区民と共有します。

②新体育館に障害者スポーツ大会を誘致します

平成31年度に竣工を予定している新体育館で、全国規模の障害者スポーツ大会を継続的に開催し、区民に障害者スポーツに親しんでいただくとともに、障害の有無に関わらず社会で活躍することができる共生社会の実現を目指します。

③施設使用料の考え方を改めます

区民に負担がかかる現在のフルコスト計算の使用料の考え方を改め、区民目線で、より利用しやすく、コストにより変動しない施設使用料を設定します。

④統廃合後の跡地活用

学校跡地については、地域の方々の意見をしっかりと伺い、広い視野で活用方法を検討します。また、新たな施設が整備されるまでの間、学校開放の代替施設として、スポーツ利用に供します。

受動喫煙防止をすすめます

区役所など区有施設及び公園は、すべて敷地内禁煙とします。
中野駅周辺だけでなく、区内主要駅周辺を路上喫煙禁止地域にします。

 

暮らし

①ペットとの暮らしを快適に

大規模公園等で、ドッグランを整備するとともに、公園へのペットの連れ込み禁止の現在のルールを見直します。

②動物愛護

中野は、江戸時代に犬の保護施設「御囲い」があった地です。犬の殺処分ゼロのまちを目指します。財源としては、ふるさと納税を活用します。
また、地域猫活動への助成を充実します。

③空き家対策

現在、区内に現存する空き家を、積極的に公共的目的(グループホーム、カフェ、サービス付き高齢者住宅)などに転用を促していきます。
また、老朽化するマンションの実態把握を行い、経済的困窮者支援に結び付けます。

 

環境

①CO2削減に向けた助成

太陽光パネル等の設置に対しての助成制度をつくります。(23区では中野区と渋谷区だけが未実施です。)

②ごみ有料化はしません

現在の中野区は、ごみの有料化の方針を打ち出しています。
個別回収の体制整備、近隣区との関係を考慮すると、時期尚早だと思います。